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あの頃のまま
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作詞 コージ |
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あの頃の毎日は 悩みなんか知らずに
君の家まで歩く 理由なんか知らずに
当たり前のことだけど君は女の子だった
名前で呼ばなくなってようやく気付いたんだ
何も望んじゃなかった この距離が僕の勘違い
放課後の教室 帰りのバスの中
気の利いたことも言えずただ黙っていた
いつも顔見るたびそっぽ向いてケンカばかりしてたね
どんなことでも競い合って それも楽しかった
走るのなら僕のほう 絵を描くなら君のほう
負けず嫌いがよく似ていたね
今じゃ「あの頃」を大人ぶって「昔」だなんて言うけれど
少なくとも僕のほうは何も変わっちゃいない
君ばかり見ていたあの頃のまま 何も言えない
君は何を求めてこの町を出て行ったの
君のことなら全部分かってると思ってた
幼なじみだってことに惑わされてたこの気持ちは
溢れるでもなく渇いたりもせず
ココロの奥で今でもくすぶり続けてた
もしいつか会えたなら話そうと思ってるんだ
本音は隠したまま過去形でね
笑い飛ばしてくれていいよ むしろそう望んでるんだ
君の笑顔が見れるのなら
今じゃ「あの頃」の思い出も色あせていくけれど
少なくとも君だけは何も変わっちゃいない
一番に伝えたい言葉だけは 何も言えない
いつまでもあの頃のまま
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