|
|
|
川
|
作詞 ヒロポン |
|
流れていく粒を見ては
暗い部屋でぼーっとして
数多に映る文字に
指を動かしてみた
かけた月道をなぞり
思い出して
天井の傷を数えていた
川の字に乗せられて
星の間を流れて
誰にも見せない私だけの私
雲を掴もうと 掴めないままで
今も泳いでる 今も前も
覚めた身体を起こして
同じ部屋でぼーっとして
広いような4インチの
世界を目に広げていた
月は知ってたね僕の知らぬこと
勘違いしたこと
天井の傷より気づくはずなのに
川の字に乗せられて
山谷を超えて
誰も知らない唄を口づさんで
風を切っては また流れて
今も泳ぐ様 美しさを捨てて
川の字に乗せられて
鮭のように美しく
誰もが知ってる私も私なの
雲を眺めて 子どもに戻り
今も泳いでる 今もずっと前も
|
|
|