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歪な万華鏡
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作詞 乃蘭 |
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その手に抱きしめられて、目が覚めた
初めて息をした、心が生まれた
影がある、一つ、二つ、三つ
振り返る、四つ、五つ、それは
わたしだったよ、心無く引きずられ
生きながら死んでいた、わたしだったよ
何も知らずに、傷付けるだけだった
罪を罪と知らずに犯してきた
その手に抱きしめられて、痛くなった
初めて向かい合った、心が疼いた
影がある、一つ、二つ、三つ
過去がある、四つ、五つ、それが
あなたを通して、たくさん見えるの
生きながら死んでいた、わたしの罪たち
離れられない、あなたから
離れるべきだと、百のわたしが囁く
また傷付ける、きっと傷付ける
こんなにも愛しいあなたを
こんなにも愛してるあなたを
万華鏡の中からそっと、
見つめるだけのわたしだったら
何も望まぬわたしだったなら
あなたを愛さぬわたしでいられたら
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