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「窓際の歌うたい」
作詞 蒼生
自転車 立ち漕ぎ 白い息
いつもの様に遅刻ギリギリ
良かった 間に合ったね
こっちを見て 少し笑った

隣の席 いつも眠そうに
時々窓の外 眺めていたね
その割に 案外成績が良くて
人の話だってちゃんと
聞いてない様で聞いてる

最初のきっかけは、そう
話が下手な私に言った言葉
今でも私に力をくれる言葉
会話が途切れて続かない時に
困った私に言ってくれた
「心地の良い沈黙だ」

一見クールに見えるけど
本当はとても優しい人で
口数は少なかった君の
言葉ばかり記憶してる

文化祭のステージ
赤や青の光の束
真っ直ぐな目
初めて聴いた歌声
心をつかまれた
釘付けになった

いつも視線の先に君がいた
歌う事が青春だと言ってた
そんな君が私の青春だった

薄茶色の髪が日に透けて
君にはとても窓際が似合う
少しのびた前髪から
覗く目がとてもキレイで

いつも自由でいる君が
隣にいるのが不思議な気分
少し音漏れしてるイヤホン
流れるのは お気に入りの曲
少し口ずさんでる歌声に
心を奪われていた
窓際の教室で

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 「窓際の歌うたい」
公開日 2019/01/15
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
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