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「0と1の世界」
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作詞 蒼生 |
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宇宙の全ては
0と1で表す事が出来るんだよ
0と1だけの世界の中で
君はそう言って笑った
君とのたわいもない会話
時間を忘れてく感覚
君の返す言葉にはなんて
力があるのだろう
歪んだこの世界が本物なの?
それともこちら側が偽物なの?
時々境目が見えなくなる
滲んで色すらわからない
嘘ばかりの0と1の世界
僕は浮遊して探してた
顔も見えない 真実も見えない
クリックだけの世界で
境目を越えてはならない
と、もう一人の僕は言った
だけど君に会って生まれた
それを超える強い気持ち
君の声が聴きたい 君に会いたい
遠い昔から知っているような錯覚
遠い未来にも会えるような感覚
音楽が流れる 世界が鮮やかになる
君の全てが心に触る
全て見透かされているのかな
危うい壊れそうな波に
足元がさらわれる前に
この思いが消えてしまう前に
急がなきゃ 急がなきゃ
君に伝えたくて 君に触れたくて
僕は走るんだ
今までにないくらいの 全力疾走で
届かぬのならジャンプして
見失わないように手を繋ごう
そして 今 君が目の前に現れた瞬間
世界は逆転したんだ
君と僕も0と1の一部
天文学的な確率の出会い
運命なんて青い言葉は
本当は使いたくないけど
一人でいるのは案外気楽で
ストイックな僕の世界には
水滴のカケラすらなかった
けど流石にこんな夜には
いつもより星空の綺麗な夜には
世界にまるで自分しか
いないみたいな気がして
逃げ込んで彷徨った 0と1だけの世界で
不思議な出会い方だと 君はつぶやいた
だけどたぶん 天文学的確率で
君を探してたんだよ
僕は何より 世界を変えたいんだ
君の心を動かしたいんだ
君はまた笑うのだろうか?
0と1の世界では
どう伝えればいいのかな
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