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空間
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作詞 譜羽 月歩 |
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わかってた。 いつか離れ離れになるって 分かってたけど。
心のどっかで このままでいられるんじゃないかって、 そう思ってた。
いや、思いたかったんだ。
でも時間ってのは 残酷なもんで 泣いたって叫んだって、
そんな僕らには構わず、 明日は僕らをさらいに来る。
それが望まない未来だったとしても。 前を向いて進まなくちゃならない。
ぼくらは大人にならなくちゃならない。
…大人になりたくない。 こいつらと馬鹿して笑っていたい。
なんて、 そんなこと言ってられない。 思っちゃいけない。
そんなのわかってんだ。 だから、 綺麗事だなんて言わないし、 思わない。
でも今は。今だけは。 こいつらと好きに笑ってたいし、
子どもみたいに、 いつまでも一緒にいたいって泣き叫んで、 もがき続けていたい。
子どもでいたい。 そんな願いもわがままだろうか。
一ヶ月。 それが残された時間。 こいつらと居られる制限時間。
この時間を死ぬほど大切にしたい。 『大袈裟だ』って君は笑うだろうか。
だけど、 そのくらい大切な時間で、 何にも代え難いもので。
一番大切な時間。 一番大切な空間。 ほかの何を失ってもいい。 そう思える。
この空間に、 時間に生きられるなら。
だから…。 頼むから……。 時間よ止まれっっ!!!!!!!
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