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決意の空に
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作詞 奏 |
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1)
無造作に散らかった過去と言う
記憶の断片を思い出と呼ぶのには
あまりにも無理があるのだろう
都合のいいシーンを切り取っては
並び替えて優しい思い出を作った
辛いことや哀しいこと拾い集めて
刹那な思い出を胸に刻んだりした
そうして出来あがった僕と言う形に
満足出来るか出来ないかどっちかな
僕は君に相応しい人になれてますか
野良猫は懐いてきた
野良犬は牙を剥いた
人間はどうだろうかなんて
いちいち気にしてちゃ生きていけない
でも不条理な世界に嫌気がさしてくる
出来るならもう一度やり直したいけど
所詮未完成な僕だからきっと
作り直しても未完成だろうな
せめて自分に誇りを持てたらなぁ
雲に乗って空を登れ太陽を掴め
風に乗って空を走れ鳥達の様に
僕の心臓がまだ動いてるのなら
いつかの夢を迎えに行こうじゃないか
2)
残骸に散らばるキラキラした石は
いつかの僕が流した涙だろうか?
掴もうとしたら砕けてしまった
全て覚えてる子名前すら忘れた子
曖昧な記憶で美化した残像だけど
いつも本気だった嘘じゃなかった
張り裂けそうな痛みに心は震えた
結果論で成り立ってる僕と言う形に
後悔するのかしないのかどっちかな
僕は僕が納得する人になれてますか
野良猫は鳴いていた
野良犬も吠えていた
人間もあれこれ言うけれど
いちいち感傷してちゃ生きていけない
でも不道徳な現実に嫌気がさしてくる
出来るならもう一度やり直したいけど
所詮不完全な僕だからきっと
作り直しても不完全だろうな
せめて自分に自信を持てたらなぁ
雲に乗って空を登れ太陽を掴め
風に乗って空を走れ鳥達の様に
僕の心臓がまだ動いてるのなら
いつかの夢を迎えに行こうじゃないか
諦めたら終わりだと人はよく言うけど
最初から結果が解っている事もあるさ
それならば新しい未来を探せばいいさ
逃げる事は恥ずかしい事とは思わない
雲に乗って空を登れ太陽を掴め
風に乗って空を走れ鳥達の様に
僕の心臓がまだ望んでいるのなら
まだ見ぬ夢を探しに行こうじゃないか
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