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太陽も見えない
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作詞 坂道 登琉 |
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涙を流しながら
1人歩いた帰り道
にぎったこぶしは
誰を殴るためでもない
汗水流して
寝る間を惜しんで
差し込んだ光は
カーテンを追い越した
つらいことがあって
それでも笑って
悔しさになれてしまった。
忙し過ぎる日々に
なんとなく過ぎる日々に
何があるのか
あの日涙を流した理由を
君は覚えているか
明日になれば
太陽が見えていた。
悔しさをかみしめた
きみの顔は輝いていた
今、涙はないけど
太陽も見えない。
苦しいこと 辛いこと
1人で抱え込んで
搾り出した笑顔は
ひきつってにぶかった。
ボロボロの体に
スカスカの心に
しみわたるものは
いったいなんだろうか。
こんな私の日々に
気づいてくれた友が
優しげなその顔
その笑顔の奥に
どことなく感じた
同じ匂い
あの日抱き合った友の愛を
君は覚えているか
あいつが苦しい時に
君は気づいてあげられるか
自分のことばかりで
膝を抱えてしまった
今の心に
太陽は見えない。
本当につらい時
人は成長できると言う
上手に生きることに
うまくなった、
今の自分がつまらないと
そう思った。
言いたいことも言わないで
ごめんごめんと頭下げて
四角い心の形は
角を削って丸くしてしまった。
そんな日々と日々に
さよなら さよなら
あの日涙を流した理由を
君は覚えているか
その時君は
確かに輝いていた。
明日は何をしよう
明日は何をしよう
とりあえず
横になるのはやめよう
分厚くかかった雲の奥に
太陽が見えた。
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