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隣の席のあいつ
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作詞 に |
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真新しい教室
桜が見える席
あいつの横顔を盗み見て
黒板に目を向け直す
隣のあいつ?
正直言ってな
見初めた相手なんだよね
気持ち悪がるなよ
本気なんだこれは。
話した感覚
すべてがよくってさ
もう少し話して仲を深めるよ
俺にしては臆病?
初めてだから
こんな気持ちは
あいつの隣にいれる
これほど幸せなことだとは
好きだと感じた瞬間に
顔を見れなかった
なんと言うだろう?
おかしいと言って笑うだろうか?
伝えるのは待っておこう
笑顔をもう少し隣で見ていたいのだ
あいつの話?
聞いてほしかったんだ
惚れ込んじゃったんだよね
あいつの話す声
眼鏡をかけ直しているところ
全ての仕草に見とれてる
席替えなんて
一生来ないでほしい
これは末期だな…
あいつの隣にいれる
これほど幸せなことだったとは
好きだと感じた瞬間に
気持ちを伝えておけばよかった
なんと言うだろう?
変だと言って笑うだろうか?
周りの目に流されていたら
なにも始まらないと分かっていても
短めの髪
黒ぶち眼鏡
低い身長
華奢な腕
性別で愛の形は決まらない
なんと言われようと変わらない
隣の席であいつの横顔を盗み見る
幸せなことなんだと言い聞かせて
この光景を目に焼き付けている
自分の心をさらけだせない
くすぶる気持ちが頭を占領する
面と向かって話すことができず
横顔だけを見つめている
俺の勇気が出るまで
あいつの横顔に恋をしている
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