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梅雨のワンシーン
作詞 彗葉
じめじめした梅雨が始まった

僕は傘をさして

街並みを眺めた

午前十一時

イライラしながらバスを待つ



隣の少女は傘を持っていない

写真のように張り付いて離れなかった

隣のケーキを持った少女はなんだか

あじさいのようで水滴をはじく

かさどうぞ僕は

ひっくり返った

声で言った



少女はまんまるな目を大きくして

お礼を言ってかさを

震える手で

受け取った



勇気を出して良かったなと

空を見上げると

心も雨だった空も

晴れやかだった

一筋の光は僕らを

照らしていた

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歌詞タイトル 梅雨のワンシーン
公開日 2019/06/25
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
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