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ばら
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作詞 夜桜 |
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後ろ姿を見たとき
気が強そうだと
苦手なタイプのはずなのに
きっかけはなんだったんだろう
卒業してしばらく
視界に入った
面影を残していながら
疲れた背中に変わってた
あの頃が戻ったように
まるで毎日会っていたかのように
その刺々しい言葉が
まるで「薔薇みたい」だと
褒めたつもりでいたのに
届いてる気はしなくて
頭かきながら微笑んだ
時が戻ればいいのに
なんとなく感じてる
垂れ込める雲の端っこ
ようやく作り上げた温もりを
嵐が吹き飛ばしていった
心から溢れだす、止まらない
まるで「バカみたい」だと
気づいたつもりもあったのに
何も見えてはいなくて
心と体が乖離する
裂けながら叫んだ
この世の全てがバラバラに
バラバラに分かれてはつながって
また離れてくっついて
あなたはどこ?
心に散らばった思い出
まるで「薔薇みたい」だと
首をもたげながら微笑んだ
時が止まればいいのに…
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