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月の横顔
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作詞 漆黒ノ百合 |
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1
ありがちな言葉に ありがちな歌に
なびいて揺れた長い黒髪と
震えた僕の呼吸
視線に気付かないフリした君の
瞳の先に昇る月が明るくて
火が吹き出しそうな状況なんか
隠す嘘くらい、いくらでもつけるんだ
今までだってそうしてきた
どんな風に見えようとも君は君で
その模様が何だか分からないんだ
黙ったら気持ちは隠しきれない
なのになんでさ
今日は君の横顔が綺麗すぎて
何も言えないんだよ
2
あり得ない言葉に あり得ない歌に
自分でかけた嘘の魔法を
堪えた精一杯
目配せ送っといて僕の
瞳の先に映るの知っていて
なんでそんなに素っ気無いかな
騙す嘘くらい、いくらでもつけるだろ?
今までだってそうしてきた
どんな風に見えているか考えてて
恋模様がなんだか似合わないんだ
黙ってたら意識してしまう
なのになんでさ
今日は月の横顔が綺麗すぎて
何も言えないんだよ
「興味なんかないよ」
そう言い聞かせて眠っていたこの想い
近くにありすぎて 遠くを眺めすぎて
光り方を忘れて夢みていたこの想い
曇った空と一緒に照らされたんだ
今までだってそうしてきた
どんな風に見えようとも君と僕で
この模様が僕たちでしかないんだ
黙ってたらお似合いなんじゃない?
なのになんでさ
今日は君の横顔が綺麗すぎて
何もかもをさ
言いたくなったんだろう
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