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Gum syrup identity
作詞 漆黒ノ百合
1
ブラックを飲む君は
何か大人びていて
甘みを足す私は
なんだかこどもっぽい

苦味を知らない
私の頭に響いた
ガムシロップの爪の
カチっとした音

現実は残酷で
引き裂かなくたって
崩れて切れる
堂々巡り

君にとっての私は そう
お盆の隅で泣いている
ガムシロップ

差し出されてはもう帰れない
ポケットに忍ばせても
顔を出す時にはもう
ゴミの中

ベトっとした感触は
不快感しかないよ

2
フラットをのむ私は
どこか大人びていて
甘みを拒む君は
なんだかこどもっぽい

渋味しか感じない
私の不安に引っ付いた
ガムシロップ開けて
飛び散る滴

想像も残酷で
引き連れて行ったって
儚くみえて
妄想ばかり

君にとっての私は もう
温く飲み頃過ぎてる
アイスラテ

差し出されても飲まれない
プロットに描かれてても
顔を出す時にはもう
上の空

ドロっとした感触は
不条理しかないよ

ブラックの横に転がる
ガムシロップ
コップの縁に流れる滴を
眺めて今日も開かれない
そのアイデンティティーを
誰か教えてよ

差し出しても返ってこない
ブロックに阻まれても
顔を出す時は もうさ
いつの事

ベトっとした感触は…
ドロっとした手触りなんか…
不快感しかないな

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歌詞タイトル Gum syrup identity
公開日 2018/10/26
ジャンル その他
カテゴリ 片思い
コメント 世の中必要とされる物は限られるね。人も同じでさ。たくさんいる中の1人に好かれるなんてすごい確率だと思う。好きな人の好きな人が自分ならどれほど幸せだろう。そうじゃなきゃ、使わずにいつでも捨てられる多くの物と自分は大した差はないんじゃないのかな。
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