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Clown crying
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作詞 漆黒ノ百合 |
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1
笑う事を余儀なくされた少年
君の顔はまるでピエロみたい
悲しい時も 辛い時も 大事な何かを無くしても
変わることのない表情
「あぁ もうすでに何か無くしてるみたいだ」
綱渡りは上手いのに
世渡りはどうしてこんなに困難で
感情を出せば押し込められ
笑うしかないのに…
「なんでそれさえも否定されるんだい」
見えない 見えない 何も見えない
白粉(おしろい)で隠した現実を
誰も見ようとはしてくれない
聞かない 聞かない 誰も聴かない
精一杯の叫びだって
あなたたちには蛙の合唱にしか
聞こえていないんだろう
どうか誰か
誰でもなんでもいいから
「僕を現実(ここ)から出してよ」
2
「じゃあ 消えちゃいなよ」って
暗闇から放たれる刃物(ナイフ)
目隠しで投げるのは得意なのに
されるとどうしてこんなに怖いの
頭の上の林檎をめがけて
飛んできてるはずなのに
「なんで目の前にこんなものがきてるんだい」
触れない 触れない 誰も触れないで
もうこれ以上苦しめないで
僕はもう人じゃ いられない
感じない 感じない 何も感じない
僕の目も耳も鼻も舌も
あなたたちには見えていなくて
無いものと同じなんだろう
どうか誰か
誰でもなんでもいいから
「僕の現実(ここ)から出て行ってよ」
見てよ 聴いてよ 僕はここにいるって
みんなと同じ地に足をつけて
息をしてるんだよ
触れてよ 感じてよ 何をかって
みんなと同じ鼓動を鳴らして
命を全うしようとしてるんだ
だから僕は
拍手なんて望んで無いから
「ただ、居場所(ここ)に居させてよ。」
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