|
|
|
春の夢
|
作詞 aki |
|
いつかの夢をふと思い出した
AM3:28、眠れないまま
きっと荷物は少ない方がいい
そんな話をしに来たわけじゃない
君は毎晩僕のところに来て
何も言わず、僕に仮面を被せる
薄ぼけて見える天井のシミがなんだか人の顔に見えてしまって
怖くなって 灯りをつけた
見えたもの 鏡の中
僕はあれから何も変わってなかった
大切だったはずのものを
どこでなくしたのか
それすら思い出せないまま
行く春を想う日々
雨戸を叩く風の音が
耳について眠れぬ夜
ガラス越しに鋭く聞こえた水溜まりをなぞって走る車の音
「今夜は僕が悪かった」
いつもこんなことばっか
ずっと繰り返してたなあ
今度は僕の方から
君を迎えに行くから
気付かぬふりをして待っててよ
いつもの場所で今も待ってる
思い出をなぞって家路に着く
お元気ですか
町では今夜も冷たい雨が降っています
この雨音の向こう側にこの気持ちがだんだん遠退いて行くような
少し楽になった反面、込み上げる涙の理由さえも
だんだんわからなくなった
届かなくても
届かなくても歌うよ
瞼の裏に貼り付いた残像に今日も歌いかけるよ
「今夜は僕が悪かった」
いつもこんなことばっか
ずっと繰り返してたなあ
今度は僕の方から
君を迎えに行くから
気付かぬふりをして待っててよ
|
|
|