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知裂く短めな世界
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| 作詞 リトルチキン |
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慎ましく包ましく 長い筒に巻き込まれて
大人しく音無しく 呼吸を辞めた
空気にも馴れずそっと耳を負債（ふさい）で
かつての仲間を横目に除く
崩壊、そーかい
厭だと害野（がいや）が鳴き喚く
後悔、奇っ怪
誰かが死線を圧める
今日も代わらず
知裂（ちいさ）く短（みじ）めなこの世界で
たった独りの横様（おうさま）が
孤毒（こどく）を振り巻く
留（と）まらない愛の偏化（へんか）
止められない哀の負け戦
要（かな）しい絵顔（えがお）が増えていくだけ
空海、融解
師よと正直者（ばか）が謳う
気付かれた代償
誰もが棄権を有する
明日は代わるのかな
擦れ違い 虫の番 髪（かみ）合う有鬱（ゆううつ）
貯まって逝き月（つき）つけられる銃口
一歩一帆 （いっぽ）病みに近づいていった
苦しかった悲しかった
もう死にたかったあの日の事を
忘れられない
僅かな待外（まちがい） 横様（おうさま）に死線が圧まる
それが怖くて僕は気づかないふりで
逃げ出し 唯一の矛をゴミ箱に押し込んだ
偽善者、戯善者（ぎぜんしゃ）
今日も知裂（ちいさ）く短（みじ）めなこの世界で
相も代わらず脅（おど）り続ける
継（つ）ぎの横様は誰を殺すんだろ
目を葛藤（かっとう）開けて
絵顔（えがお）を振り巻く
慎ましく包ましく 長い筒に巻き込まれて
大人しく音無しく 呼吸を続けて
空気に成って耳を研ぎ澄ませ
かつての仲間は横目に観れる
傍観、あーそうだ
きっと何もしない方が
楽しいんだな
続いてく日常
変わらない身長
何処までもこの世界は在り続ける
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