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涙と君と陽の光
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作詞 明煌羅 |
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偽物の笑顔と共に 「友達」という名の鎖が
君を雁字搦めに縛って
一歩また一歩と追い詰めてく
あぁ
空の色と
君の声と
歩いた道と
流した涙
突き当たった行き止まり
沈んで行く
陽の光に
手と手を繋ぎ
何処へともなく歩いてく
「みんな嫌いだ」と呟く君は
いつも何処か苦しそうで
手から伝わる君の鼓動も
少し泣いているようだった
ねぇ このまま二人静かに
呼吸をやめてしまったのなら
きっと明日昇る太陽は
ひどく綺麗に見えるだろう
眩しく鋭い光は 暗く重い影を落とす
「さよなら」を描いたその日から
君は二度と帰って来なかった
あぁ
空の色と
君の声と
交わした言葉と
二択の未来
止まったままの腕時計
机に咲いた
花の色は
君の存在(スガタ)を
霞ませてしまうようで
いつも苦しそうに生きていた
君は今笑えてるだろうか
君の温もりを思い出して
いつしか僕は泣いていた
君と一緒に眺めた陽は
同じように今日も昇るけど
隣に君がいない世界は
そっぽを向いているようだった
永遠なんてないのに
いつかは止まる人生(トキ)だというのに
それに直面した瞬間
僕らはいつも嘆くんだ
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