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狂ッタ歯車
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作詞 明煌羅 |
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あの日から 歯車は狂っていた
僕の 義姉(ネエ)さんも
巻き込んで
僕が 仕えるは 幼い王女
まだ 齢十四の 我儘姫
幼くして 両親を 亡くした
僕を 育ててくれたのは
深紅の 鎧を着た 剣士
僕と よく 遊んでくれた
九歳 違いの 義姉(ネエ)さん
僕は 九歳の時 義父(チチ)の勧めで
王女様の 召し使いになった
我儘で 暴君な 王女様 だけど
僕は 守りたかった
孤独な 王女を
もう あの日から 歯車は狂っていた
誰彼 かまわず 巻き込んで
僕が 仕えるは 幼い王女
まだ 齢十四の 我儘姫
王女への 怒り 積もり積もって
とうとう 反乱が おこる
攻められる 王宮
首謀者は 深紅の鎧の 女剣士
九歳違いの 僕の義姉(ネエ)さん
振り上げた剣 月明かりに輝く
響く 鬨の声
「首謀者を討て」 王女は言う 嗚呼
僕は 義姉(ネエ)さんを・・・・・・・・
もう あの日から 歯車は狂っていた
誰彼 かまわず 巻き込んで
僕が仕えるは 幼い王女
まだ 齢十四の 我儘姫
一人 王宮へ 攻め入ってきた
民(ナカマ)は 皆 散ったと言うのに
昔から 義姉(ネエ)さんは 変わらない
その強い瞳も 背負った運命も
狙いを定める 手が震える
不意に 響きわたる 破裂音
横たわる 女剣士の姿
血に染まる 彼女の胸
嗚呼 神よ 僕は
義姉(アネ)を 裏切りました・・・・・
「ごめん・・・・義姉(ネエ)さん・・・・・」
あの日から 歯車は狂っていた
僕の 義姉(ネエ)さんも
巻き込んで
僕が 仕えるは 幼い王女
まだ 齢十四の 我儘姫
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