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初恋
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作詞 明煌羅 |
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目をそらさないでよ ねぇ 真っ直ぐこっち見て どうして顔背けるの
甘い初恋は 中1の春 同じクラスの あいつが気になる
前まで普通の友達だった 何気ない優しさが今は嬉しい
雨の日に 傘忘れてさ 一人困り顔で 立ってた私に
「これ使えよ」って ぶっきらぼうに あいつは傘を開いた
一本しかない 青い傘を 私に渡して あいつは雨の中を
振り返りもせず 濡れながら 走り去っていく
目をそらさないでよ ねぇ どうして逃げるの
まだ何も伝えられてない ありがとうも 気持ちも・・
だから もう少しだけ ここにいて 勇気だして言うから
もどかしい気持ちは 時間と共に あいつに届かず雨にとける
気まずい思い 抱えたまま 同じクラスの あいつを探した
前まであいつのいた席には 今日は誰も座ってなかった
体育祭の日に分かった あいつは明日 ここからいなくなるんだって
それでも笑う 「勝つぞ」って 彼はハチマキをしめた
あいつの出番 借り物競争 走り出した彼は テントに来て 私の名を呼んだ
手を引かれ ゴールに走る 紙のお題は「大切な人」
繋いだ手の温もり ねぇ どうして私を呼んだの
あいつはまた目をそらす 頬を赤く染めながら
あのさ もう少しだけ一緒にいて 今日こそ言うから
たった2文字 でも特別な言葉 心にとけて 笑顔をさそう
あいつは振り向かず走っていく ああ この光景 いつかと同じ
でもね 違うのは 二人共が今 笑顔だってこと
同じ時を歩みたくて 一緒に時を刻みたくて
あいつ 今日は来るかなって そわそわ待ってる
甘い初恋は 青春の風にとけて 優しく恋路を 吹き抜けた
あの日そらした目は 隠しきれない気持ちの証
指きりげんまん 愛を誓うよ
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