|
|
|
リアル
|
作詞 すっさん |
|
「さようなら」
口からスルリと落ちた言葉
あなたは乱暴に拾い上げた
振り返ってもあなたは
もう居ないのに
何度も振り返ってしまうのは何故?
どうしてこんなに苦しいの?
こんなの知らないよ
帰ってきて
あなたが居たのは確かで
今もほんのり温かいような
そんな跡が残ってる
それすら苦しいよ
いっそ全て忘れさせて
全部無かった事にしてよ
ああそっか
嫌いじゃないから
苦しいんだ
こんなに泣いても
涙は止まらないんだな
あなたが出て行ったあのドア
覗いてみてもあなたは
もう居ないのに
何度も覗いてしまうのは何故?
どうしてこんなに好きなの?
あんなに嫌いだったのに
帰ってきて
あなたが大切なのは確かなのに
あなたが当たり前だった
昔はただの日常が
毎日特別だったのに
それすら普通になってた
いっそもう一度最初から
やり直せるなら
もう一度
同じように
大切に出来るのに
私が辛いのなんて
あなたは知らない
私が苦しいのなんて
あなたは知らない
一番近くに居たのに
もう何でも無いんだ
ああそっか
私寂しいんだ
あなたが座ってた
カーペットの跡をなぞった
「さようなら」
口からスルリと出た言葉が
心臓に乗っかって苦しいよ
私はこれからも振り返って
生きていくのだろう
|
|
|