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聖夜
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作詞 すっさん |
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寒い夜超えて
むかえるのは
凍えそうな朝
毛布被り蹲りながら
冷たい指先を温めて
君に触れられるように
瞼開いた
辺りは静寂だ
どこかで鳴る鐘の音が
小さく小さく耳の奥に
手を伸ばして
君は私の心を掴んで離さない
真っ白な世界に
色づくのは君一人だけ
時を刻む針がまた進んで
繰り返す日々が始まる
ピンク色の春
爽やかな青の夏
枯葉が落ちる茶色の秋
それぞれの色に染まって
花は咲き
命の尊さを知らしめて
染まる理由(わけ)があって
辺りは真っ白な雪景色だ
どこかにいる君の色に染まって
鮮やかに胸の奥で
踊りだして
君は私の手を掴んで
離さない
窓に映る景色を
見ているのは私ひとりだけ
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