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ヨイショ。
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作詞 TaTaMa |
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僕が死んだその時も世界は平然と回るのでしょう
なのに世界が死んだその時、僕も、僕らも死ぬのでしょう
この世界が嫌いなわけじゃない
僕の家族が嫌いなわけじゃない
人間として生きてきた
そのことに疲れたわけでもない
ただね、仮に僕が死んだなら
その明日から少しでも世界が変わるといいな
母さん、あなたのね
その優しさが最後まで僕を泣かせるよ
父さん、あなたのね
その頑固さが最後まで僕を泣かせるよ
僕の、あなた方への
「ありがと」はまだまだあんだよ
伝え切れなくてごめんね
でも、天国へ逝けたら言ってやるんだ
「僕の家族はとっても愛を持った人たちでした。
僕が生きた世界はとっても愛が溢れてました。」
そんな世界で生きられた僕は
さらには天国に逝くことが出来た僕は
「ごめんな」ってほどにありがたく
「さよならじゃないよ」ってほどに愛しく
この球体に詰まった僕らじゃ
外に出ればただのゴマ粒で
だけど息をすることを
誇りと思って輝くんだ
そして何億何万何千年後、この世界にまた会えたらね
教えてやるんだよ
「昔、僕が生きた世界には愛が溢れてました。」
そんなこと言うときっと誰もが思うだろう
「そんな世界はもうないんだよ。」
「愛だけじゃ生きられないんだよ。」
だけど愛を知った僕だから
愛を持とうとしたのが僕だから
もう二度と出会えないだろう
そんなあなた方へ「ありがと」。
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