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恋の花
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作詞 あすか |
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長い私の黒髪をすり抜けた風は変わっていない。
まだ思い出せるあの頃・・・・。
もう10回目の桜の季節を見るね
昔の私はまだあなたを見つけられなくて
自分も見つけられなくて
まるで つぼみのままの桜のように
春を待っていた。
あなたを待っていた。
暗いつぼみのままの人生を咲かせてくれたあなた
見つけた10年前の春の季節に
私に「恋」と言う桜の花が咲いて
「愛」という風が吹いた。
いま、見上げれば大きな桜の木。
いま、見上げれば大きな「恋」の木。
咲いた桜の花にどうか
もう風は吹かないで。
散っていく花びらは
きっと恋の終わり。
だから吹かないで。
やっと芽生えた私の「恋」の花。
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