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相対性理論
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作詞 oddo |
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居場所が無くても 世界は進む
だから 生き永らえたいなら
行く宛を探さなきゃ駄目なんだ
行く場所が無くても 針は回る
遅れを取りたくないのなら
終わる場所を探してる暇は無いよ
不眠症候群 孤独の恐怖に追いやられて
眠れる毛布を探してる 柔らかい枕を探してる
頭の中はそれでいっぱい
光の速さで無くなって行く 億千万の風景に
自分っていうフレーバーをただ散りばめたいだけなんだよ
音より速く駆け出したくて 躓いたら転んだよ
自分っていう存在の輪郭が曖昧になってしまったよ
愛とか平和とか 恥ずかしいけれど
間違ってはいない言葉だ
それを叫べるなら格好が良い
一人とか独りとか 言葉はやけにややこしくて
意味に流され生きてる 字面だけ真に受けてる
誰の意も汲めないまま
光の速さで無くなって行く 億千万の言葉達
口から洩れた文字列が生き方を象っていたんだよ
音より速く駆け出したくて 口を噤んでいたよ
自分っていう存在の輪郭すら忘れていたんだよ
探し出して 声を出して 歩き出して 転んでしまっても
靴紐結び直したら また歩き出してよ
速度が増す度に重荷は増えて行く 投げ出せない人は挫けてしまう
それで良いよ 遅くなっても良いから少しずつ 少しずつ
光の速さで無くなって行く 一筋の命の人
自分っていう存在をただ確かめていたいだけなんだろ
音より速く駆け出したくて 躓きながら進む
自分っていう存在の輪郭が曖昧になってしまっても
終わる場所を探している暇は無い
行く宛を探さなきゃ駄目なんだ
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