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午前零時、憂鬱で。
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作詞 アヲイ |
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二つに一つも無い何かを
持った二人で溢れた夜
あなただけ、と唱えれば
笑えるのだから幸せね
透明な壁で仕切られた
要るようで要らない人
泣いても笑ってもきっと
変わらないと解ってる
こうして壊れて消えて
無くなった後に限って
一斉に歌い出す想送歌
何も思っていない癖に
何も願っていない癖に
幸せな歌の様に進まない
強請るばかりで与えない
そんな我が儘すら世界は
可愛いんだから幸せね
人の目が恐ろしいから
些細な言葉も愛せないの
傷付く事が恐ろしいから
誰一人にも愛されないの
矛盾とジレンマを繰返し
自分に逃げ続けている
弱いんだから仕方が無い
何も許せていない癖に
誰も許していない癖に
他人で溢れた現実に
今更何を求めればいい
自問自答が積み上げられて
私は私を愛せなくなって
決まっていつも午前零時
幸せな夢で笑ってみて
夢だと解って泣いてみて
一人と解って死んでみる
何の悔いも無い癖に
何も殺せて無い癖に
何も諦めて無い癖に
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