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不完全人形劇
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作詞 アヲイ |
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出来たての愛情に舐められて
冷たく澄んだ嘘を覚えました
罅割れた頬を溶かせるモノは
孤独なほど満たされた日々
誰かの夢であれば
求めてもらえると
知っただけの真実で
解った様な顔をした あなた
私はあなたが大嫌い
あなたが誰かなんて解るでしょ?
私はあなたが大嫌い
言われなきゃ解らない その程度
私はあなたが大嫌い
理解を止めた頃に抱き締めないで
私はあなたが大嫌い
所詮欲しいのは私じゃないの
私で産めるモノが好きなだけ
遠くまで逃げても拭えない声
消え掛けの烙印撫でて泣いた
気の迷いを飲み干した先には
嘘みたいな現実が居ました
誰かの星になったなら
皆の前で光ってなきゃ
そんな建前並べただけじゃ
胸の渇きは亡くならない
何も知らない人形になれば
手繰る糸のままになれたら
そう願う そう願う
私はあなたが大嫌い
あなたが誰かなんて解るでしょ?
私はあなたが大嫌い
言われなきゃ解らない その程度
私はあなたが大嫌い
理解を止めた頃に抱き締めないで
私はあなたが大嫌い
所詮欲しいのは私じゃないの
私で産めるモノが好きなだけ
滑稽な喜劇でしょう?
笑えるなら手を叩いて 笑えばいいわ
憂鬱な悲劇でしょう?
泣けるなら膝を抱いて 泣けばいいわ
たった一つにもなれない
私は不完全な人形でした
あなたの一つになりたい
私は不完全な人間でした
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