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邪戀
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作詞 アヲイ |
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嗚呼 狂いそう
背中で語る人でした
何も言わずに傍に居た
そっと熱を抱いたまま
愛している? 「愛している。」
不整脈に良く馴染むけど
(beloved)
狡いわ
私ばかり好きで
(beloved)
ドロドロの
ジェラートは棄てて
(beloved)
酷いわ
鸚鵡返しなんて
(Because, I love it i broke it. )
こんなにも焦がれてるのに…
紡いだ筈の紅い糸で
絞首刑は可能でしょうか?
交した筈の唇介して
毒殺刑は可能でしょうか?
寝るのを待つ人でした
二、三度撫でてくれまして
それだけで果てました
何処にいるの? 「私は此処にいる。」
緋月弄ぶ淫魔なのね
(beloved)
痛いわ
自作自演の痣が
(beloved)
縁側で
良く見かける蚤蟲
(beloved)
怖いわ
貴方が解らなくて
(Because, I want it, i need it.)
今直ぐにでも傍に置きたい…
綴った恋文の山で
窒息死は可能でしょうか?
爪立てた背を割き
失血死は可能でしょうか?
一滴一適 垂らす微睡みを
日本酒に攪拌して
一滴一滴 血肉になる悦びを
吸い物と受精して
チラリチラリ 眼に入る赤紫
もう貴方って人は
今直ぐにでも愛して仕舞いたい…
願った恋慕の数で
呪殺したい 骨も遺さずに
行くなら根も葉も
切り落として 契るわ
一月目にくれた包丁で
斬首刑は可能でしょうか?
二月目にくれた簪で
滅多刺は可能でしょうか?
最期にくれた営みで
腹上死は可能でしょうか?
ねぇ幸せね 幸せね 「 。」
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