|
|
|
君、残滓
|
作詞 アヲイ |
|
只管に寄せ集めたのは
隙間風が痛いから
チカチカ 過ぎる横顔 もう嫌い
幾ら目を覆ってもね
居るんだもの 目の前に もう
いけない事して 撫でて笑う夜に
焦がれてしまうのは 失ったから?
枯れゆく夜に溶けた灰
息を奪うまで側にいて
亡くしてしまえば サヨナラ
捩れる白掻き乱して
軋む心に舌を這わせた
薬指の事は忘れて イコウカ
只管に生きていた私だから
忘れるのでしょう
繰り返す 常套句が 機械のソレで
幾ら今に向き合ってみても
感じないんだもの 痛いだけで
いけない日を経て 漬け込む魔の手
制した両手の力なんて 無視してよ
枯れゆく胸を汚す度
満たされるのはどうして?
正しさなど退屈な言い訳
酷く濡れた頬に問う
無味な日々に意味も無い
薬指の事は忘れて 忘れたい
何もなくまたすれ違い
企みを孕む流し目が合図
薬指の事は忘れて 忘れて イコウカ
|
|
|