|
|
|
蓼
|
作詞 夢井みづき |
|
苦い苦いぼくをそれでも好きだって彼らは言う
甘い甘いぼくはまた甘えてしまうよ
目をそむけたくなるような
ぼくのいちばんずるいところまで
ぜんぶ許されたような気がしてしまうから
誰かがそれを逃避と呼んだ
あるいはそれを卑怯と呼んだ
ぬるい居場所に引きこもっているだけだと
言わせておけ そうぼくは今幸せだ
笑う 笑う ぼくは笑うよ
涙さえ飲み干して
積みあげたものひとつ残らず
背負って歌ってやる 彼らの愛にかけて
どうやったってぼくのこと
嫌いな人はたくさんいるだろう
わかってるんだそんなこと
嬉しくなんかないや
味方なんていない道 悪意交じりの視線を刃を
しなやかにとびこえてゆける力を抱いて
たとえばそれは逃避でもいい
あるいはそれが卑怯だとして
優しい場所がなきゃ強くもなれない
言ってやるさ そうぼくは今幸せだ
笑う 笑う ぼくは笑うよ
追い風を背に受けて
積みあげたものなにひとつだって
捨てたりなんかしない 彼らの愛にかけて
生きる 生きる ぼくは生きてる
生きていくしかないのさ
積みあげたもの今更もう壊せない
このまま行けるとこまで
笑う 笑う ぼくは笑うよ
涙さえ飲み干して
積みあげたものひとつ残らず
背負って歌ってやる
ぼくはここで誇らしく根を下ろす
彼らの愛にかけて
|
|
|