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偶然の灯火
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作詞 nino |
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雲ひとつない空に浮かんだ
黒を纏った影法師
普遍に生きた昨日までの
終止符のようなパノラマ
思いが離れてくのは何故?
心はそばにいるのに
距離さえ離れてくのは何故?
心はそばにいたのに
伝え損ねた言葉は
星空に架かる虹のよう
あなたの優しさに隠れて
気付けば消えていた
出会った日あなたが 私にくれた灯火
あれは霜月の朝 何も変わらない朝
恒久を知らない 幼いままの互いは
いつか離れることを 知っていたのかもしれない
「邂逅」「温度」「景色」「理想」
全てあなたがくれたもの
寄り添い生きた昨日までを
嘲笑うように 今日がゆく
出会ったことは偶然だと
時間の流れは言うけど
奇跡と信じていたくて
重ねた言葉たち
出会った日あなたが 私にくれた灯火
あれは霜月の朝 何も変わらない朝
恒久を願った 幼いままの互いを
映していた瞳は 泣いていたのかもしれない
あの日からあなたが 私にくれた灯火
あれは霜月の朝 何も変わらない朝
さよならも知らずに 笑いあえた季節は
冷たい風となって 灯火を消してゆく
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