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秋雨少女
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作詞 ryuu |
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狂気な彼女が見せた
あの白い眼差しを
虎のような牙を向け
犬のように走る
置いていった彼女の
後ろに残った小さな
小さな秋は川のそばで
砂利のように混ざる
ああ 意味をまた感じてしまった
100年後の秋の 重く古い夏を
細かく砕いて 細かく粒にして
次を待つ 次を待つ
次を待つ さよならはまだ
何が進んでる 今じゃない
変わらないのは 君が残した秋空
犬のような君だ 美しさが言う
ああ 意味をまた感じてしまった
100年前の君の 暑く碧い夏を
冷たく見つめる 暖かく君を見て
過去を待つ 行き場もなく待つ 帰路で
膝を抱いて泣いた
あのカラスの声が聞こえるまで
赤とんぼが地上を這いつくばって
生きようとしてるのを見た 見た
君もそうだ 君もそうだ
あの秋の君もそうだ
大空が悲しんでいた
過去の君もそうだった
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