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白い冬
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作詞 okazuki |
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積もってきた感情 言葉にならない
張り付いた焦燥は 深い息で吐く
隣のあいつはさ 探し物の途中で
当の僕はそれを 見下している
なにも気にしない顔で 隣の芝伺って
青ざめたハートは 棚の上に閉まってさ
壊れかけた感情は 錆び付いた狂気に満ち
自尊心の器が 音を立てて崩れ去る
降り注ぐ粉雪 空の胸を満たす
心の古傷 洗っても消えないんだ
響かない唄を 冬の窓に吐き捨てて
春を待っている 春を待っている
全部知ったような顔で 誰のことも信じないで
孤独に滲む本音は 吹く風にに乗せて捨てた
壊れかけた感性は 深い闇に溶け込んで
カタルシスの器が 溢れるほど満たされた
降り積もる粉雪 白銀の世界で
瞼に焼き付くような 空っぽの白
そこで出会ってしまった 二つ伸びる影
風に乗った孤独を 追いかけたんだとさ
降り積もる粉雪 白銀の世界で
瞼にこびりつくような 一筋の雫
白昼に晒された 二つ重なる影
少し早すぎる 春がやってきた
全部知ったような顔で 本当は何も知らなくて
欺瞞に満ちた本音は 何よりも愛しくて
壊れかけた涙腺が 懸命に絞り出す
溶け出した心が 不器用に脈を打つ
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