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よそ見
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作詞 とも |
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1
さてはさっき僕を 突いた口癖なのでしょう 痛い
キッチンの奥で クルクル回る 戯けたフリをして
愛を歌っている 鳥達はまだ眠らないけど
煩くて堪らないんだ 僕は明日の準備がさぁ
振り返ると其処彼処から 小さな不義理が集まって
いつの間にやら大行進 千鳥足では逃げられない
貴方の事を呼んでる様だ 迎え撃ってくれよ勝手に
僕なら既にユートピアで
次の夢を見てる
2
春はいつも不意に 暖かくなる前に来るのさ
鏡の前で笑って 整えて 靴も磨くくらい
僅かな風も匂い出す 階段も短い
少しくらい遅れても気にしない
遠くに君の囀りを聞き 急いで向かう改札口
今日の耳飾りは少し 季節外れの貝殻
キョトンとした瞳で僕を いつかの少年に戻す
まさに描いたユートピアで
君と歩き出す
3
貴方の事を愛すれば 無邪気な少年が顔を出し
これが僕の本当だと手を挙げる
余所行きの格好に吹き出しそうになりながら
踵を返す事はない そう言える
乗っかってやろうと 思うんだこの想いに
はにかんだ君の笑顔を見たいから
どうか電波の届かないところへ
君を連れてって夢の通りに
二人遊びたい
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