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ころがる
作詞 新田拙
空き缶が転がる音が聞こえる
こんな水の底にいても
誰かが捨てて拾われなくて
行き場をなくして転がり続ける

身体を保っていることがむずかしい
冷たい水の中では
早く風に触れたい
風を知りたい

転がり続ける


猫がそこにいない誰かを恋う
まるで夜に甘えるように
誰かを捨てて拾われたくて
行き場を探して歩き続ける

身体を保っていることがむずかしい
冷たい水の中では
早く風に触れたい
風を知りたい

ここには誰もいない
記憶の上に想いがあるだけ
転がり続ける


影が揺れて夜に朝が溶け出す
こんな水の底にいても
誰もいないふりをしながら
街はそれでも動き続ける

ここには誰もいない
記憶の上に想いがあるだけ
転がり続ける

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ころがる
公開日 2019/12/17
ジャンル その他
カテゴリ その他
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