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パイロット
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作詞 新田拙 |
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日が暮れて また立ち上がる
重たい体を自分で抱いて
大丈夫と繰り返す
誰にも聞こえないように
声も出せない舞台の上
電池の切れたさびれたショーは
アンコールのかけ声もないまま
終わりが終わりのままで終わる
切り離された続きの道を
思い描けば空へと延びて
見知らぬ星で何かと出会う
そこで認めてもらって
自由に楽しんでもらって
ぼくは夢だけ見てる機械
ここにいるのは怖くない
星が出て また立ち上がる
重たい体を自分で抱いて
大丈夫と繰り返す
声も出せない舞台の上
似合わない星柄の靴下で
アンコールのかけ声もないまま
涙が雨に紛れず流れる
風に吹かれて見えない先を
霧の中手探りで進んで
足を滑らせ逆さに落ちる
それを笑ってもらって
勝手にコラージュしてくれて
ぼくは夢だけ見てる機械
ここにいるのは怖くない
ぼくは何も考えてない
笑われるのは怖くない
日が暮れて また立ち上がる
重たい体を自分で抱いて
大丈夫と繰り返す
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