|
|
|
そして朝がくる
|
作詞 新田拙 |
|
緩やかに沈む夕日を見た日は
何かが終わりそうになる
薄れる世界に星は浮かばず
信号の瞬きが残像になって揺れる
今日もまた枕に伏せて息もなく
何かが終わりそうになる
フェードアウトで世界が終わる
濾過された今日の澱が暗闇に浮いている
そして朝がくる まだ生きていた
そして朝がくる まだ生きていた
変わりない毎日の中から望む
何かが終わる予感
大きな変化 つぎの世界へ
水たまりに思い切り飛び込むような予感
そして朝が来る まだ生きていた
そして朝が来る まだ生きていた
真っ白な雪が降る そんな日は
何かが終わりそうになる
断ち切られた先端は憂鬱で
信号の瞬きが残像になって揺れる
そして朝が来る
生きている喜びに包まれる
生きている苦しみに襲われる
そして朝がくる まだ生きている
|
|
|