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影の輝き
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作詞 新田拙 |
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眠らないフィクション
夜の街を走る
窓から差す
光を軽く避けて
影の体は 夜に紛れて
まるで風が通るだけ
滞るファンクション
夢の隅横切る
声は上げないで
人差し指立てて
影の体は 夜に紛れて
誰の目にも届かない だから
影の輝きよ明日を見せないで
眠るあなたの頬を撫でるとき
闇から浮かぶその瞳が
誰かに気づかれる前に去って行って
止まらないフリクション
溶けてしまいそうな
憂鬱の渦
体が濡れて重い
自らの疑問 愚かな答え
焦げついた心には
影の輝きよ明日を見せないで
焦げついた心を横切るのは
誰か僕を踏みつけて走る
追いかけてっても消えて行って
影の輝きよ光を見せないで
鏡を割って血を流すとき
闇から浮かぶその瞳が
僕に見つかった
眠らないフィクション
僕も連れていって
影の輝きを
僕にも
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