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I-R-H
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作詞 新田拙 |
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夜の街
あの子のために思いついた言葉は
ネオンの幻想に消えた
原色の鮮やかさは夢のようで
澄んだ心を惑わす
かざした僕の手は真っ黒で
きみの目元は影が差す
何か言おうとした口に
蝶が星を散らしている
夢に消えよ僕の左手
ずっと ずっと迷ってばかりで
夢に忘れよ後ろに延びる
誰に 誰にさよなら告げるの
夜歩く
黄色い旗の所まで歩を進め
ここからどこへ行こう
紫色に濁る風景たちは
視界を緩くぼかす
空には星も一つとしてなく
心のうちにインクを零す
何か指を差した先で
闇に紛れて猫が鳴く
夢に狂う過去に溺れて
ずっと ずっと迷ってばかりで
夢に沈む体預けて
誰に 誰にさよなら告げるの
ずっと ずっと迷ってばかりで
きっと きっと知っているんだ
誰に 誰にさよなら告げるの
夢の 夢の終わりを探して
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