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ビニールのワルツ
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作詞 新田拙 |
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ビニール袋に詰められて
呼吸もできずじっとすれば
振り回されて放り投げられて宙を舞う
そんなとき僕は羽ばたいて踊るのさ
ふらふらふらふら踊るよ誰かのために
めまいのするような夏は僕にはさびしすぎる
だからなんにも言いません
光の差した海の家
僕から離れていったのか
最初からいなかったのか
あの子を思い出している ラララ
ビニール袋を通した世界
息でくもって見渡せないよ
振り回されて放り投げられて空を飛ぶ
悲しくても泣いてはいけません
ぐるぐるぐるぐる回るよ誰かのために
台風一過の風景は僕にはさびしすぎる
僕はなんにも知りません
光を漏らす思惑に
僕らを忘れていったのか
最初からいなかったのか
記憶を探ってみたりして ラララ
ビニール袋は猫のふりして
気まぐれに人をそそのかす
振り回されて放り投げられてたゆたえば
イルカがエサと間違える
ひらひらひらひら踊るよ変なワルツ
海の途中で一人きり 僕にはさびしすぎる
誰も助けてくれません
光をこぼすきみの目は
心配ないよと言ったのか
助けてほしいと言ったのか
今になってはわからない ラララ
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