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手首(キャンバス)はバラ色
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作詞 prism |
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この空間(へや)に飾られた花瓶に
4本挿された白いバラ
乾いた風に揺られ雨を眺めている
普通の女の子が想いを
馳せるのと変わらない
バラに水をあげてるいつもの習慣
貴方が捨てた腐食した赤いバラは
私の心にトゲを残したまま
「ねえ・・・見て、貴方の絵の具が私の手首(キャンバス)に
紅いバラを咲かせたの」
「お礼にいっぱいの黒いバラをあげる」
「大切にしてね」
この空間(へや)で過ごした季節に
9本の枯れた白いバラ
大事に大事に心が飾りつけてる
夭折した小さい子猫のような
フリのフリをする私
二人の夢をずっと紡ぎ続けてあげる
カメラ越しに見る腐食した赤いバラは
時間をさ迷い養分(あなた)に根付いたまま
「ねえ・・・見て、貴方の絵の具が私の手首(キャンバス)に
紅いバラを咲かせたの」
「お礼にいっぱいの黒いバラをあげる」
「大切にしてね」
「ねえ・・・ほら、私の手首(キャンバス)が
貴方の逸れた道を正すのよ」
「いつでも貴方のために咲かせてあげる」
「愛しているわ」
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