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既独
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作詞 ほむる |
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一人で居たって生きていける
孤独の痛みが分からなくて
抱えるものが何も無くて
自分のことばかり考える
他人のことに無頓着で
気づかないように傷を抉る
視界に映る人の波に
視線も向けずに上を見る
誰かが掴んだって引きずっていって
気づけない僕はこのまま溶けて消える
毒を生み出した 虚ろな透明は
誰かに期待して 腕を伸ばして
愛を求め 明日を求めた僕は
もうここに居ない
誰かと居たって何も言わず
一人でいるのと変わらなくて
手放すものが大きすぎて
気付かないふりができない
心が淀んだって引きずっていって
気づかない僕はこのまま人を捨てる
愛を飲み込んだ 夜毎の軋轢は
明日に期待して 声を枯らして
夢を求め 日々を暮らした僕は
もうここに居ない
日々の中に罅を描いた
崩れてしまえばいいと願った
変われぬまま 分からないまま
愛を流してたんだろ
涙が溢れたって引きずっていって
気づいたら僕はこのまま空に落ちる
僕を飲み込んだ 些細な感情は
静かに期待して 腕を伸ばして
愛を求め 人を求めた僕は
もうここに居ない
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