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成りたがり
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作詞 邦ロック凡人 |
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手元で光っていた機械が死んだ
触ってもなぞっても吹き返さない息
世界線隔離優越感も途絶え
壁が溶けていく
病的な劣等が
いつの間に依存を刺した
拒むなよ
この不正解だって正解でいいだろう
何度だって振り落とされてきた
何もかも落とした分
溜め込むものも増えた
おかしいと笑えよ
せめて狂気のレッテルを
それで存在証明を
らしさってなんだ
剥いで剥いで丸裸
そこは悔しいほどの空虚
僕には何もないじゃないか
陰鬱な感情は
不幸を餌に育つ
もう慣れたもんだ
罪は見殺しのままでいい
何度だって振り落とされてきた
何もかも落とした分
溜め込むものも増えた
おかしいと笑えよ
せめて狂気のレッテルを
それで存在証明を
それで存在証明をくれよ
マイノリティを気取ったくせに
大衆映画で泣いてしまった
結局僕は多数派で
斜に構えたがりの成りたがりだったんだ
抑制抑圧の副作用
普通になりたくなかった
はずなのに
僕は
せめて狂気のレッテルを
それで存在証明を
くれよ
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