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隙間
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作詞 邦ロック凡人 |
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隙間から光が漏れた
噛み合わせの悪い冷蔵庫
冷え切った感情が
出口を求めて溢れ出す
外交的な平日と
内省的な週末
慣れてきたと思ったのに
すぐ裏切られてしまうよ
どんなに楽なんだろう
人目を気にせず生きれたら
ほんの少しの出来心
暗闇でも生きている箱の命を
そっと引き抜いてみた
隙間から血が流れた
後味の悪い経験と
刺さったまんまの悪意とが
出口を求めて溢れ出す
理想的な未来と
対照的な現実
ないもの求めてばっかりで
どこも満ち足りないんだ
どんなに楽なんだろう
人目を気にせず生きれたら
ほんの少しの出来心
まだ脈動を続ける傷口に
そっと爪を立てた
終わらない 止められない
追い越されていくばかりの日常に
生きた証なんてそんな大層なもの
残すつもりはないけど
最後まで後ろ向きな僕を
少しだけ認めてくれるなら
こんなに幸せなことはないだろう
そう思いたい
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