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夏の夜
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作詞 邦ロック凡人 |
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少し埃っぽい空気を吸い込んだ
そろそろ一雨ありそうだ
左手に持った傘がもどかしい
君の手は近いのに遠いな
足をくすぐる草の中を
何を話すこともなく
ついに降り出した雨の中
君が開いた傘の柄を受け取って
半分ずつ雨粒をしのいだ
夏の夜の花火祭り
ついに上がらなかった大輪の花
それでも今日だけは口下手で良かったな
これなら君と長くいられる
この時が止まってほしいよ
君は今、何を考えていますか
僕はちょっと期待してるよ
花火大会の喪失感の片隅に僕が
少しでも残ってること
そんなことばかり考えて
自分からは仕掛けられない
やわで弱気な僕のこと
君に気に入られるところはあるかな
夏の夜の花火祭り
ついに上がらなかった大輪の花
人混みも落ち着いて 足が家路へ向く
このまま終わりたくないな
勇気を出して、口下手な僕にサヨナラ
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