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ロージャ
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作詞 ヒミツケッシャ |
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雨が降る夜
君に傘を差し出す僕の手は震えてた
でも君には受け取って もらえなかった
君を乗せたバスは小さくなっていく
傘を握りしめながら思うんだけど
やっぱり僕はドラマの主人公にはなれない
ねぇ、君の潤んだ瞳に吸い込まれそう
ねぇ、君のくちびるにみんなみとれてるよ
順番待ちなんてしていられない
いますぐ君の手をとって走り出したい
君は何をしてるの?どんなことを考えてるんだろう?
すぐにLINEしたい。声が聞きたい
携帯を握りしめながら僕は思う
きっと僕はロージャにはなれない
ほら、君のキリッとした横顔にみんな憧れてる
ほら、君の笑顔にみんないやされてる
時折見せる君の幼さに僕はイチコロなんだ
だけど順番待ちには横入りできない
僕という小説のヒロインは誰もいない
ああ、ロージャ。君が羨ましい。
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