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木製コンピュータ
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作詞 おそね |
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僕のコンピュータは高性能
僕が君と会話をする時 自動的に言葉を出してくれる
それが僕が発した言葉じゃないなら
君を傷つけようとも厭わない
皆一つずつコンピュータを持っていて
如何にか回避する方法を検索したり
必要な事を記録したりする
僕のコンピュータは頭が良いから
他人のコンピュータよりずっと便利
僕が何か考える前に
答えを出してくれるから
僕は皆と違うんだ
僕は皆より凄いんだ
僕も皆も 自分のコンピュータは見れないんだ
見えないところにくっついてるから
皆のコンピュータは銀色できらきらしてて
とても きれい
僕も自分のコンピュータを見てみたかった
誰かが僕に向かって言った
「どうして君のは木で出来ているんだい」と
僕は意味が解らず誰かを無視した
僕がコンピュータを使っている最中
バキっと何かが折れて
腐って 崩れ落ちる感覚がした
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