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intense
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作詞 ともあき |
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歩いてきた道は細く
流されるような毎日
がむしゃらにはなりきれない
行き交う人々の波は
まるでセピア色
夜に吸い込まれた紙ヒコーキ
重ねた夢は風に攫われて
人工的なネオンの灯かりは
星の輝きを掻き消していく
フェンス越しの街並は淀んでて
息をするたび胸が疼く
求めた自由は遠すぎて
濁った空にも届きはしない
独りよがりな強さに憧れて
失う痛み 顧みれない
手にした剣(つるぎ)は重すぎて
僕の腕では持ち上がらない
隠していた声が響く
正義だと言い聞かせ進む
後戻りはもうできない
澄みわたった青の下で
小さな花が泣く
どこで間違えてしまったのだろう
募る苛立ち 距離は開いてく
あの日と違うオレンジの光
僕らを世界ごと包む黄昏
ずっと追いかけ続けたその背中
はじめて向き合う瞬間(とき)が来た
叫んだ思いは鋭くて
君の心を突き放した
頬を流れた涙は冷たくて
拭う術さえ見つけられない
手にした剣は脆すぎて
僕の体を支えきれない
空を燃やした太陽に魅せられて
翼を求めて手を伸ばす
溶け出す蝋にも気付けずに
罪がすべてを灰にする
交わす約束小さな願いさえ
守り抜くことは叶わない
背負った翼は重すぎて
はばたくほどに溺れていく
独りよがりな強さに憧れて
失う痛み 顧みれない
手にした剣は脆すぎて
僕の心も傷付けていく
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