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はばたき
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作詞 ともあき |
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ふとした瞬間に 何も無い掌
つきつけられる現状 怖くなる
囚われてしまう 未来への期待
おぼつかなくなるのは 僕の足元
つまずき転んで 涙が溢れる
これが花びらなら 風に消えるのに
こらえきれない 虚勢が壊れて
ただ手探りで また立ち上がる
何かと自分 比べてばかりで
僕はそんなに かっこよくなれないのに
星に願いを 風に思いを 託してみたりなんかするけど
夢を見る それだけじゃ もの足りなくてそっと手を伸ばす
そのたびに遠くて くやしくて虚しい
こんなに僕は まだ何も知らない
空を見上げるのは きっと誰でも同じなのに
抱えた膝が 不安に凍えて
目を瞑ってみても 今更遅いね
差し伸べられた手を 振りほどいてでも
ちっぽけな自尊心(プライド) 守りたいんだ
旋律の上の できすぎた言葉に
涙ぐんだり まだまだ幼いね
星を数えて 風を感じて ただ流れてく夜もあるけど
明日には ほらきっと いつも通りの朝が始まる
そのたびに何度も また同じ夢を見る
朝焼けの色は いつだって違うのに
まだ僕の中の世界は あまりにも小さすぎて
どうしてもそこへ 行きたいと願うけど
単にここから 離れたいだけかな
遠くて高い 遥かな空へ 飛び立つ夢を何度も人は見るけど
はばたいた その先に いったい何を求めているのかな
煩わしい鎖から 解き放たれたいよ
子供のままの 僕じゃいられない
翼なんてないさ 空は遥か高く
それでも立ち止まった世界 また動き出すよ
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