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幻夢の欠片
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| 作詞 ともあき |
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遠い星霜のフラグメント
砕けた心が映した蜃気楼
闇夜を切り取った銀色の輝き
風の音が奏でる終焉（おわり）への舞曲
すれ違い傷付け合う意味を星空に探した
一時のやすらぎ 「今」を癒す刹那の救い 僅かな灯火
深い混沌のフラグメント
踏み出す痛みは鎖のように 過去からの戒め
空を駆けゆく翼の軌跡は
光射す道標
吹き荒ぶ嵐を超えて
黄昏のロマンスの甘い後姿
波間に暮れなずむ水泡と消える
懐かしい物語 褪せた花弁が散りゆく
凍てついた残響（エコー）が胸を刺した
途切れた言葉 溢れる雫に
深い愛情のアンビバレンス
恋しい面影 指先を切なくすり抜ける
叫ぶ想いは幻影（まぼろし）を祓う
剣を振り下ろす
向き合った真実 放って
夜明けの紅いひとつ星が告げる
永遠がないのなら
せめて 旅立とうと
遠い愛情のフラグメント
儚い虚像の楽園は崩れゆく砂の城
遥か星霜の鏡の欠片
恋しい面影 ぬくもりの残光を振り返り
時代（とき）の隙間に紡がれた詩（うた）は
朝（あした）への道標
踏み出す痛みを超えて
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