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お月見妖怪
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作詞 巣ごもりねむし |
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いいんだよ
僕の愛を受け入れる器など
ないんだろう
わかっているのさ
僕の顔がもっとよかったら
悩みも減っただろうか
こうして今宵も
一人でいようと決めた僕は
お月様に見守られ
リュック背負った
ずんぐりむっくりの僕の横を
また綺麗な人が颯爽と歩いてく
世間の喧騒から逃れて
妖怪になって
このままここでひっそりと
お月見して暮らしたいな
光におびき寄せられ漂う虫でもいい
ほらご覧
柳が揺れてる
何も怖れることはない
いいんだよ
今夜はわざと悲しい歌に浸っていよう
わかっているのさ
誰の優しさも知ることなく
ただ孤独に甘えてたいな
こうして今宵も
一人でいようと決めた僕は
お月様に見守られ
ネオン揺らめく
この騒がしい通りを抜けて
ここでずっと君の優しさを
想いただ泣いていたいな
己の役目をただ全うして
このちっぽけなカラダに
棲まいし魔物の
有終の美を飾りたいな
複雑そうに生きてる僕らも
本当は陽気な妖怪じゃないの
ほらご覧
月が照らしてる
何も怖れることはない
世間の喧騒から逃れて
妖怪になって
このままここでひっそりと
お月見して暮らしたいな
複雑そうに生きてる僕らも
本当は陽気な妖怪じゃないの
ほらご覧
月が照らしてる
何も怖れることはない
全部いつの間にか終わるから
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